どんなに辛いことがあっても、次の瞬間にはこの世界は美しいなぁなんて思っていたりすることがある。「号泣の終りサンキャッチャーくるる」は、まさにそんな詩だ。
うじうじ悩んで眠れなかった翌朝、散歩に出かけてみる。
悩みの続きを考えながら歩いていると、いつの間にか、今日はよく晴れてあったかいなぁとか、木の葉の色はもうこんなに変わったのかぁとか、散歩中の犬はおりこうだなぁとか思っている自分がいる。
そうして家に帰るとさっぱりした気持ちになっているのだ。
もう終わりだと思っても、世界はそんなに簡単には終わらず、変わらず、いつも通り進んでいる。
号泣した後にふと部屋の窓を見上げると、サンキャッチャーがくるると回って元気な陽の光を放っているように。
慰めの言葉はくれないけれど、変わらないでいてくれることに救われることもあるのだと思った。